リゾートアイランド・セブのこだわり生活情報誌

シヌログ祭り (セブ市) 

サントニーニョを祝福するビサヤ地方で最大の宗教祭り シヌログ祭り (セブ市)
Sinulog Festival (Cebu) 1月19日(日)

シヌログ祭り
   毎年1月の第3日曜日、セブで開催される「シヌログ」は全国から観光客が訪れる、ビサヤ地方で最大の宗教的な祭りで、規模では全国一。9日間続くこの祭りは「幼きイエス」の聖像、サントニーニョを祝福するもので、セブの下町にあるサントニーニョ教会の野外礼拝堂では早朝の暗いうちから「ノベナ」と呼ばれる盛大なミサが行われる。参加者は赤い服を着せたサントニーニョ像を大事そうに抱えて参加する。
   「ピット・セニョール! ビバ・サントニーニョ(ようこそセニョール、サントニーニョに栄光を)」のかけ声が教会堂に響きわたる。最終日にはストリートダンスの自由演技や山車(フロート)、ヒガンテ(巨人)人形が市中の目抜き通りをパレードする。このパレードがシヌログのハイライトで、カラフルな衣装をつけた高校生らが、手作りのドラムを力いっぱい打ち鳴らし、トランペットの音に併せて独特のステップで踊るストリートダンスはあふれんばかりのパワーだ。ネグロス島やミンダナオ島からもたくさんのグループが参加する。沿道は見物人でびっしり埋まる。パレードの先頭を飾る女性は学校や地元のミスコンの優勝者で、サントニーニョ像を愛でるかのように、ゆっくりした動作で抱擁したり、頭上にかざしたりしながら笑顔でリズミカルに身体を揺する。「シヌログ」の語源は「川の流れのように動く」という意味のセブアノ語で、サントニーニョ像を掲げ、身体を波のように前後に動かしながら舞うのが本来のシヌログ踊りという。サント・ニーニョ信仰はマニラなど各地にあり、セブ市内の教会でサント・ニーニョ像を買い求める観光客も多い。
シヌログ祭り1
   セブの人たちから崇(あが)められているこのサントニーニョ像、もともとはスペインの遠征隊長、マゼランがセブに持ち込んだ像だった。しかしマゼランはマクタン島のラプラプ王に改宗を強制したことで反発を招き、あっけなくマクタン島の浅瀬で戦死する。セブにマゼランの亡骸とともに残されたのがサントニーニョ像だった。40数年後、マゼラン隊の次にセブにやってきたのがレガスピ遠征隊だった。レガスピはある民家で、きれいな服を着せられたキリストの子どもの木像を見つけた。マゼランが残していったサントニーニョ像だった。レガスピは喜び、さっそく近くに教会を建て、この像を聖堂に安置した。この教会が現在のサントニーニョ教会(バシリカ・デル・サントニーニョ教会)である。教会は10月15日の地震で鐘楼の上の部分が崩れ落ち、現在修復中。

セブ・シヌログ祭り(2013年)の早朝ミサの写真を見る→
セブ・シヌログ祭り(2013年)の写真を見る→
セブ・シヌログ祭り(2012年)の写真を見る→
セブ・シヌログ祭り(2011年)の写真を見る→

● マニラからの行き方:フィリピン航空、PALエクスプレス、セブ・パシフィック、エアアジア・ゼストの各航空会社を利用

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