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セブで人気の「アンリ・ライス」

バコロド発祥の「マン・イナサル」とセブアノ・レストラン「フカッド」
文と写真 By: Julie A. Nieva(フィリピン大学セブ校在学中)

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   「アンリ」とは「アンリミテッド」、 つまり無制限という意味で、「アンリ・テキスト」 「アンリ・コール」 など携帯電話会社のキャッチコピーとなっています。
   これからご紹介する2つのレストランは 「アンリ・ライス」、つまり「ライスが食べ放題」のお店です。 フィリピン人は「ライスイーター」で 白いご飯 が大好きです。 炊き上げられたばかりのお皿に盛られたライス、そして、その何とも言えぬ豊かな香り。 フィリピン人は 少しのおかずでもたくさんご飯を食べます。 こうした食のスタイルをもつフィリピン人の心をとらえて大人気となったのが、これから紹介する2店です。
   まず、ライス食べ放題を売りに急成長したフードチェーンの代表格は、「マン・イナサル(Mang Inasal)」。今や大成功を収めたマン・イナサルも、元々は2003年に西ネグロス州バコロド市の小さな駐車場の片隅から始まりました。
   ライスを無制限に自由に食べられるという独創的なコンセプトは、毎食ごとにむさぼり食うという妄想に取りつかれているフィリピン人を、あっという間にとらえてしまいました。イナサルとは、ビサヤ語で「焼く」という意味。マン・イナサルは、この国で唯一最初にファーストフードチェーンを展開しました。設立してから今まで、もうフィリピン人なら誰でも知っている緑、赤、黄を使った店舗デザインで、ビサヤ地方の24店舗を含め、全国464店舗に拡大しています。
   マン・イナサルが生み出した人気の源泉は、「安くてお得感のある料理を選ぶ、家庭が好きで純粋なフィリピン人に料理を提供すること」とあります。たった150ペソかそれ以下の予算で、チキンかポークバーベキューを楽しみ、お腹をすかしておかわりのライスがほしいお客さんのために、おひつを抱えたウエイターやウェイトレスが店内を歩きまわり、いくらでもライスを食べさせてくれるといった具合いです。

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   さておき、その手頃なお値段の料理以外にも、マン・イナサルは、ハロハロ、トゥロン(春巻き風揚げバナナ)、そしてレチェフランなど、女子学生にも喜ばれそうなデザートメニューも用意されています。
   このライス食べ放題の波は、市場のニーズに押されて、瞬く間に他の全国のレストランに波及しました。ローカルビジネスが繁栄するために理想的な場所となっているセブでは、マン・イナサルが全国展開し成功したコンセプトを見る限り、地域的な背景はなかったのかもしれません。
   ライス食べ放題をコンセプトに提供する最も人気のあるセブアノレストランは、「フカッド(Hukad)」と人々に呼ばれている「フカッド・サ・ゴールデン・カウリー」(Hukad sa Golden Cowrie)があげられます。フカッドとはビサヤ語で、長い柄のしゃもじの事。動詞として使われたら「ご飯をお皿に盛る」という意味になります。フカッドのブランドイメージは、「おひつから、しゃもじでお腹をすかした人に笑顔で温かいライスをサービスする」というもの。フカッドはSMシティー・セブ地階やアヤラセンター・セブのアヤラテラス2階にあります。
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   本格的なフィリピン料理を楽しみたい人の場所としてフカッドでは、フィリピンの伝統的な料理と音楽という高級レストランの雰囲気と共に、ライスが好きなだけ提供されます。こうした家族の安らぎが感じられる雰囲気は、食事を楽しみ、お互いの会話を楽しむフィリピン文化特有の家族の強い絆を求めるフィリピン人にとっては、格好の店なのです。店内の木製ドア、植物、鏡など、どれもとても芸術的で、フィリピン文化を温かく反映すると共に、自宅にいるような安らぎをおぼえます。バナナの葉で覆われた料理と共に出される小皿には、チリやライム、醤油や酢をお好みで混ぜあわせていただくという、まさにフィリピン流。予算はだいたい200ペソから250ペソ。一人で食事だけするなら、クリスピーパタやアドボン・カンコンにライス食べ放題で39ペソ。
   フカッドのさらなる評価は、その優れた質の高いサービス、食材とボトムレス・ライスにとどまらず、手頃な価格と何より理想的な喜びと家族の絆を強くする場となったことです。この人気の上昇は根強く、現代においても伝統的なフィリピン料理の味を楽しみたいという人々が、いつも週末には喜んで長い列を作って自分の順番を待っているのです。
   フカッド・レストランの支店は、ロビンソンス・サイバーゲート(セブ市フエンテ・オスメーニャ通り)、マクタン・マリーン・モール(ラプラプ市)、サリナス・ドライブ通り(セブ市ラフグ)にあります。

ナビ・デ・セブ第5号[Navi de Cebu Vol. 5]より

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