リゾートアイランド・セブのこだわり生活情報誌
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いつも行列ができる町なかの 人気バーベキュー店

「マティアス」- Matias BBQ -
圧倒的な香りと音が五感を刺激する
ココナッツの葉っぱにくるんだプソッ
店舗情報
住所: A.S. Fortuna, Banilad, Cebu City

   食文化の中で比日の焼き鳥比較は実に面白いテーマである。日本の焼き鳥は小ぶりで食べやすく、洗練されているのに対し、フィリピンの焼き鳥は豪快で、野性味たっぷりである。とにかく大きい。竹串は日本の箸(はし)ほどもあり、肉も日本の3,4倍はある。大きいから味が劣るかといえば、さにあらず、「これはうまい!」と初めての日本人はみな舌鼓を打つ。
   うまいのには訳がある。日本のように冷凍した肉を使うのではなく、いままで元気に飛び跳ねていた生きたニワトリを殺して、すぐ焼くのだ。鶏のあらゆる部位が焼き鳥になり、爪がついた肢(あし)先までオーダーできる。日本では最近、ガス火で焼く店が増えたが、フィリピンでは炭火である。醤油、砂糖などのたれを使うのは同じだが、フィリピンではテーブルに必ず唐辛子が置いてあり、客は自分の好みに応じて唐辛子をしぼって、たれにかける。そのヒリヒリ感がたまらない。
   呼び名だけが違い、フィリピンでは焼き鳥と言わずに、バーべキューと呼ぶ。マンダウエ市の名物バーベキュー店「マティアス(Matias)」はいつ行っても列ができている。野外の大きな木の下で鶏を焼く煙が上がっている。暮れなずむ空を見上げながら大きな焼き鳥をほおばる。一緒に食べるご飯がまたいい。「プソッ」と呼ばれ、ココナッツの葉っぱにくるんである。2センチ幅にそろえた葉っぱをお手玉のように編んで、中にうるち米を半分ほど入れ、鍋で煮たものだ。炊き上がったご飯が葉っぱの中でパンパンに膨らんでいるのを、包丁で入れた切り目を割って、手で食べる。焼き鳥、プソッ、ビール……。食べ過ぎた、と思っても1人当たり100ペソ余りですむ。この値段で仕事を終えた後の至福のひと時が過ごせる、とあって多くの人がリピーターになってしまうのである。
(マニラ新聞セブ支局 麻生雍一郎)

ナビ・セブ第11号[Navi Cebu Vol.11]より

もち米のおにぎりに甘辛いタレが絡んでたまらない旨さ
オープンエアで仕事終わりのビールと焼き鳥手前は手を洗っているところ基本的にスプーンとフォークは使わないで手で食べながら触感も楽しむ
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