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「フィリピン風野菜」の楽しみ: 体に良くておいしい野菜!

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   フィリピン人は野菜を食べないと思われている。そんなことはない。私の家では庭先に2本の「カラマンシー」(フィリピン風スダチ)と、2本の「ホットチリ」(小さくて激辛の唐辛子タカノツメ)に加えて、「カモンガイ」の木が植えられている。カモンガイ(タガログ語では「マルンガイ」)は日本人には馴染みが少ないが、たいていのフィリピン人家庭の庭先には一本植えられている。この木の若芽・若葉を肉料理と煮込んだり、有名な鶏スープ「ティノラ」に入れたり、何にでも一緒に煮込んでいる。驚くほど生命力に富んでいるから、メイドの手が届かなくなるとそのあたりで切ってしまうが、また下の方から直に若い枝が生えてきて若葉を供給してくれる。
   私はこれを毎朝「ルガオ」(お粥)の中に入れて食べる。無味無臭だがその成長力のイメージからともかく栄養に富んでいそうだ。事実、妻の実家では毎食これを欠かさず使って料理をし、11人の子供が育てられたと老義母は信じている。これだけ フィリピン 人の家庭で信じられておれば、確かに身体に良いと信じるのが素直な知恵だろう。若葉は5ミリから10ミリの楕円形だが、何にでも合う。日本人が言う野菜のイメージとは違うが、これはフィリピン人の生活の知恵なのだ。
「カラマンシー」は、木の高さが一メートル弱と小さいが年中あのフィリピン・レモンといわれる実を供給してくれる。言うまでもなくビタミンCの宝庫だ。
   フィリピン唐辛子「ホットチリ」も育てている。熱帯の暑さを克服して食欲を増進するにはこれに勝るものはない。カラマンシーと醤油とホットチリを混ぜて何にでも付けて食べるから結構栄養のバランスはとっているのだ。フィリピン野菜の代表は「カンコン」だが、意外に美味しいものに「サツマイモの蔓と葉」がある。私は戦争中の苦しかった食生活を思い出すのだが、フィリピン風調理が意外に美味しいのでビックリする。農家の娘だった妻は何でもよく知っていて意外なものを食わせてくれる。カモンガイの若葉は本当にお勧めだ。肥料も薬剤も要らないし、どこででも早く良く育つ。(岡 昭、SNN代表、セブ在住)

(ナビマニラ第7号より)  [Navi Vol.7]

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