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知ってる? フィリピンA – Z (フィリピンパブ編)

知ってるフィリピンA  Z フィリピンパブ編
   カラオケ通いの皆さんのフィリピン理解度テストです。自己採点してください。26点満点で20点以上正解は、フィリピン通を自認できます。多分お店通いで億単位をつぎ込まねば到達できません。15-20点では、多分「通」を自認していても、当地の女性には良いカモぐらいにしか思われていないのでご用心。10-15点は家の1軒か2軒を建ててあげた位の方です。10点以下は初心者マークを付けてください。それでは質問。

 

 

A
ACDC
電気関係の用語ではない。これはACとDCが両方使える電気用品。一般的な隠語はバイセクシャル、両刀使いをさすが、ここでは "Attack and Collect, Defend and Collect" つまりマッチポンプが正解。怖いお巡りさんと一緒に来て、やれ少女売春だ、違法薬物をもっている、などといちゃもんをつけて金を巻き上げ "attack and collect"、「助けてあげる、コネがあるから大丈夫」と言ってまた金をむしり取る "defend and collect"。不良日本人と警官の生計の手段となっているので気をつけよう。
B
Budol-Budol Gang(ブドル・ブドル・ギャング)
催眠術詐欺団。日本人でこれに引っかかる人はまずいない。道ばたなどで通りかかった人に近づき話しかけ、催眠術にかけて銀行口座から預金を引き出させたり宝石類を家から持ち出させる。かなり高度な催眠術能力が必要。犯罪の立証が難しいのと、警察の捜査能力の欠如で犯人グループは検挙された試しはない。「タガログ語俗語辞典」によれば、英語のダブル doubleをフィリピン流に発音した「ドブレ」の初めの2音節の順番を入れ替えた言葉遊びから派生したらしいが諸説あり。「だます、裏切る」という意味。日本の振り込め詐欺団ももう少し高度な技術を身につけなければ、ブドル・ブドル・ギャングに負ける。
C
Chugi (チュギ)
Tsugi (つぎ)が正しいが、「ちゅぎ」と発音する。大学教授に聞いても知らないし、辞書にも載っていないので、これは明らかに新語。1980年代から延べ数千万の比人女性が日本に出稼ぎに行ったが、この際の第一関門は、当地での面接。実際に日本に行く女性の数百倍の女性が面接に殺到した。日本人プロモーターが面接し、一日数百人の応募者に「次」、「次」、と採用しない女性に対し叫んだ。応募者は、「つぎ」と言われるとそれは、'クビ'を意味した。正解はクビ、解職。現在は、関係者以外でも Chugi は通じる。
D
Dampa (ダンパ)
辞書によれば、みすぼらしい家、小屋、となっているが、正解は川または海辺にある小さな飲食店で魚などを売っている市場も併設されているところ。市場で魚などを買い、それを持って隣のレストランに行き料理してもらう。我が日本人観光客にも、ここにこないとフィリピンに来た気がしない、と言わせるほど情緒があるそうだ。そういえば、北イロコス州のラワッグの海辺にあるゴーゴーバーと連れ込み宿の密集する地域も地元の人は、ダンパと呼んでいた。まあ同じようなものか (?)。
E
EDSA (エドサ)
マニラ首都圏を半周する、片道2-5車線の交通の大動脈。1986年、マルコス大統領、2001年、エストラダ大統領をを追放する大集会が開かれ、エドサ革命としても名を残す。Epifanio de los Santos Avenueの略。1959年に命名された。その前は、ハイウエー54、などと呼ばれていた。ここまでは誰でも知っている。問題は、さてこのサントスさんは誰でしょう。正解は著名な歴史学者で国立図書館の館長もした人物。これはもう誰も知らない。そんなに有名人ではないので、ニノイ・アキノ通りに改名しようとの動きもある。
F
FX (Toyota Tamaraw FX)
1977に開発されたトヨタ自動車のアジア用多目的車。日本では売られていない。日本はアジアではないのかな? 当地でFXと言えば、乗り合いタクシーのこと。これが正解。乗り合いタクシーは全てTamaraw FX。同じ地域の10人ほどが集まり一緒に会社を往復する。お店の子達は時間帯のちがいで乗らないが、会社員はこれを利用する。マカティのビジネス街には「FX乗り場」の立て看があちこちにある。
G
Gabriela Silang (ガブリエラ・シラン)
正解は対スペイン革命運動の女性の英雄。1731-1763。27歳で革命の闘志、同志ディエゴ・シランと再婚。夫の戦死後、自ら夫の遺志をつぎ、革命団を組織し、スペイン軍と戦うが、南イロコス州ビガンで捕虜になり処刑される。馬にまたがり戦う姿はフィリピン女性の強さの象徴になる。マカティ市のアヤラ通りとマカティ通りの交差点、ペニンスラ・ホテル前に彼女の銅像がある。いつもニコニコして、はえ一匹殺さないふりをしてあなたの隣に座っている子、ホントはきついかも、気を付けよう。
H
Hayden Kho (ハイデン・コー)
「配電工」ではない。2009年春、整形外科医のHayden Khoは、自分と女優やモデルとのセックス場面を隠し撮りしていたが、なぜかそれが街中に出回り、国会でも取り上げられるほど有名になった。街中のCDショップで100ペソぐらいで売られている。携帯電話にダウンロードしているお店の子もたくさんいるので、聞いてみよう。尚、ハイデンは医師免許取り消し処分。
I
Intsik (インチック)
中国人のこと。ある言語学者によると、約100年前、日本人がフィリッピンに出稼ぎのために大量に押しかけていたころ、いつもある商店にごまかされていた。日本人はあの店はなんだ、と比人に聞いたところ、あれはインチック経営の店だ、と教えてくれた。それが、インチキとなまって日本語に取り入れられた、─そうだ。
J
Jalosjos (ハロスホス)
元下院議員(北サンボアンガ州選出)、1996年、11歳の少女をレイプしたとして、強姦容疑で逮捕され終身刑。今年になり釈放される。同州の大富豪で、リゾートなどを保有する。モンテンルパ刑務所に収監中も、刑務所内にテニス場を造成、会員制テニスクラブとよばれる。刑務所内にマクドナルドも誘致しようとした、ともいわれている。しかし、96年当時は、少女の敵と恐れられたので、その頃の少女、現在のお店の子達も、当時を忘れることができず、ハロスホスの名前を聞いただけでびくっとするという。
K
KKB (kanya kanyang bayad ケー・ケー・ビー(カニャ・カニャン・バヤッド)
正解は「割り勘」。お店で勘定を払うときになって、「ここは私が持ちます」「イヤここは当方で」とやり合う場面があるが、お店の子は横目で見ながら馬鹿にしているのをご存じ? 払いたい人が払えば良いのに、馬鹿みたい、と言うのが彼女達の感想。日本人は全員金持ち、と思っている彼女たちには、間違っても "KKB tayo (ケー・ケー・ビー・ターヨ)" (割り勘でいこか) などと言ってはいけない。
L
Lactacyd (ラクタシード)
日本人の耳には聞き慣れないが、女性器専用洗浄剤の商品名が正解。「髪の毛はシャンプー、歯には歯磨き粉、あなたの体のもっとも繊細な部分は?」との宣伝文句の効果で、当地の女性の99%が使用している、と言われている。赤ちゃんからおばあちゃんまで。最近はPHケアーなど、ライバル洗浄剤が登場したが、いまだにラクタシードのトップの座は揺るがない。本社はフランスにあり世界中で販売しているそうだが、日本ではフィリピン食材店でなら買える。
M
Mariang Palad
(マリアン・パラッド)
直訳は「マリア様のお手々」。ズバリ自慰行為が正解。他にもサリリン・シーカップ(自らの努力)、サルサル、バテバテ(卵をかき回す動作)などがある。尚、女性の方の同行為は「イエス様のお指」、と言うかどうかは不明。
N
NPA
(エヌ・ピー・エー)
New People's Army (新人民軍、共産ゲリラ)ではない。National Police Agency (我が日本の誇る警察庁)でもない。ここでは "No Permanent Address" つまり「住所不定」が正解。この国にかなり多い。在比の日本人NPAもかなり居るので、ご用心。
O
OFW  
(Overseas Filipino Worker)
OCW、OPAなどいろいろ呼称が変わったが、最近はこれで落ち着いた。外国で働くフィリピン人が正解。入国管理局の入国カウンターにOFWと書いてある看板が出ているが、これはOFW専用カウンター。空いているからと言って、あなたがそこに並んではいけません。年間約8万人のフィリピーナが日本に出稼ぎに行っていたのはとうの昔。ほぼ禁止になっても、出稼ぎの流れは止まりません。800万人が海外へ出稼ぎに行き、160億ドルの送金が本国にあります。これはあくまで2008年度の国家統計局が出した数字だけです。当地の教育制度もまさに出稼ぎ養成教育。小学生のうちから現地語、タガログ語、英語と3カ国語を憶えさせられます。従って他の科目が弱いのは仕方がない。だが新しい言語もすぐ憶える。ホラ、あなたの隣の子も日本語がうまいでしょ。
P
P. Burgos
(ピー・ブルゴス)
ブルゴス神父。対スペイン独立運動の火付け役が正解。1837ー1872。大学でラテン語を教えていた時、ホセ・リサールが生徒だった。反スペイン植民地政府活動に身を投じ、カビテで反政府暴動がおきたさい同僚のゴメス、サモラ両神父と共に処刑される。3人の神父の名をとり、ゴンブルサ事件と呼ばれ、後の革命運動の導火線となった。ブルゴス神父の名前のついた マカティ市の通りは歓楽街のど真ん中を通る。マビニ通りから売春がなくなってからは、同地区とエドサ・コンプレックスくらいが残った。革命の英雄は現状をどう見ているのだろう。まあマビニも革命運動の英雄だったけど。
Q
Querida
(ケリーダ)
妾が正解。原語はスペイン語。Kabit(タガログ語)、 Mistress(英語)、 Aijin(日本語) と4カ国語がそれぞれ通じる。姦通罪が現存するが、お構いなし。政治家でも実業家でも、タクシー運転手も、そこにいるウエイターもみんな持っている。
R
Raspa (ラスパ)
辞書によると、語源はスペイン語のRaspar。とがった物で削り取る、という意味。しかしここでは堕胎手術が正解。当地ではカトリックの教えもあり、違法行為。しかし、そうは言っても……。どうしても、が後を絶たない。値段はかなりの幅があり、1,000ペソから、5万ペソぐらい、とみられる。安い方は町の占いや、薬売りのおばさん、高い方は医者の小遣い稼ぎ。ホントの金持ちは外国でする、という。
S
Sakang, Supot
(サカン、スーポット)
「ハポン、ハポン、ハポン、マガ サカン カヨ、ハポン、ハポン、ハポン マガ スポットカヨー」。カラオケでお店の女の子がよく歌うカサブランカ。お客は何の意味か分からず楽しくてしょうがない女の子に調子を合わせる光景よく見ませんか。「サカン」はがに股。「スーポット」は紙袋または、包茎。これが正解。つまり、日本人はがに股で、包茎と歌っているわけです。まあ、お店の子のわずかな皮肉、抵抗だと思ってください。
T
Tamago
(タマゴ)
お客さんの付かないお店の女の子、つまり卵の形から、ゼロを連想するのが正解。日本語がタガログ語化した例。タガログ語ではビロッグ(丸)とも言うが、お店では卵。尚、日本にビザが切れても滞在するフィリピン人も同様、卵と呼び合っている。
U
Ukay-ukay
(ウーカイ・ウーカイ)
中古の衣類を売っているマーケット。たまには新品もある。多分、着古した衣類を寄付等で受け取り、横流しするNGOの仕業かも。UkayはHukay(フーカイ)から来たらしい。Hukayは引っかき回して穴を掘る、または表面に穴がいっぱいあいた状態のこと。掘り出す動作が品物を探す動作に似ているため、この名が付いた。日本語にすれば、掘り出し物市か。
V
VD-Check
 (Venereal Disease Check)
性病検査。カラオケ店の女性はすべてチェックを受けないと働くライセンスがでない。マカティ市では2週間に1回、マニラでは1ヶ月に1回などとなっている。市役所にいって受けるのだが1回50ペソ、店によっては一人100ペソで女医さんに出張してもらうこともできる。綿棒を性器に挿入して検査するだけ。滅多に性病が見つかることはない。どうしてそんな検査を受けなければいけないか、というと役所がカラオケ店で働く女性は売春行為をしている、と判断しているからに他ならない。そんなことないのに。日本とマカティ、マニラ市以外ならまだしも。
W
Walang Utang na Loob
(ワラン・ウータン・ナ・ロオブ)
ウータン・ナ・ロオブは良心の負債。これは必ず返済しなければならない。Walaがつくと、良心の負債を感じない人。正解は恥知らず。良心の負債は返さなければならないが、金品の負債はべつ。返す人の方が偉い。返される人は、返してもらって有り難う、となる。当地在住の日本人にもこの手が多いので、気をつけよう。なお、お金は川の流れのように上から下に流れるのが当たり前、といった自然の原理を頭に入れておくのが、当地の人と付き合う上で大事。
X
X -Men
(エックスメン)
読んで字のごとく「EX=元・男」。つまりおかま。バクラ、バディン、ジョクラ、シオキなど多数の呼び方がある。当地のおかまは、開けっぴろげで、仕草、言葉使いですぐわかる。ちなみにマカティ通り沿いに立つ夜のお嬢さんを警察が手入れした際、おかまが全体の40%を占めていた、という。見分けるこつは、肩幅が広い、声が低い、極端に女っぽいーなど。
Y
Yakuza
日本のやくざが現地語化した。当地はやくざを入国禁止にしている。時々、俺はやくざだ、などという輩がいるようだが、その時は「それなら入管に届ける」と言ってやったらよい。やくざは、当地では、集団犯罪組織という意味。ある時日本のやくざが、当地の警察官に問われ、日本のやくざはこうしてしのいでいる、と説明したら、それなら俺たちと同じだ、とその警察官は言ったそうだ。
Z
Zonrox
洗剤、漂白剤の商品名。お店の色白の子に「ナグ・ゾンロックス・カ・バ ?」 (Nag-Zonrox ka ba?) と聞いてみよう。つまり、漂白剤使ったの?。色黒の子には「ゾンロックス使えば?」と聞いてもよいが、かなりきついブラックジョークなので、仲良くなってから言ってみよう。

Zはネタ切れなのよね……。おわり。

ナビ・マニラ第4号[Navi Manila Vol. 4]より

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