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ビザ申請厳格化 ビザ申請代行の「フィクサー」一掃のため

入国管理局
入国管理局本部首都圏マニラ市イントラムロス2   入国管理局はこのほど、各種ビザ申請などを法外な手数料と引き替えに代行する「フィクサー」と呼ばれる業者を一掃するため、ビザ申請の規則を厳格化した。同局の汚職体質を改善し、イメージを向上させるのが目的。これに伴い、申請者の外国人とこれまで行われてきた「裏取引」が減る見通しのため、フィクサーからは早くも反発の声が挙がっている。
   同局によると、フィクサーは比人、中国人、インド人などで、首都圏マニラ市イントラムロスの同局本部周辺などにたむろしている。申請者がビザを延長する際などに手数料を上乗せし、申請を代行、手続きの迅速化を図る。手数料はビザの種類で異なるが、数千~数万ペソの範囲という。 
   同局職員自身がフィクサーになっていることもあり、同局のイメージ悪化につながっていた。アキノ大統領は3月上旬、ダビド前国軍参謀総長を同局局長に任命し、同局内の汚職一掃に取り組むよう指示した。今回の新方針は、この指示を受けたダビデ新局長の命令で導入された。 
   同局は新方針で、ビザの申請について・申請者本人・同局が代行業者として認可した旅行代理店や弁護士・申請者本人から委任状を受け取った知人……に限定し、同局職員やフィクサーからの申請は一切禁止した。 
   旅行代理店と弁護士の場合は、同局発行の代行許可証を窓口で提示しなければならない。関係者によると、申請代行許可証の取得には同局でセミナーを受講し、10万ペソの供託金を納める必要があるという。また、1年ごとの更新が義務づけられている。 
   同局に勤続12年でフィクサーも務めた比人男性職員(46)は、「局長はフィクサーという文化をつぶした。臨時収入が入らなくなるのは残念。命令なので従うしかない」と語り、新方針に強く反発している。 
   同局は2010年末、ビザ申請の手続き迅速化などを目的に、同局職員が外国人申請者と裏取引をする場所になっているとして、同局周辺にある飲食店への出入りを全職員に禁止した。

ナビ・セブ第7号[Navi Cebu Vol.7]より
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