リゾートアイランド・セブのこだわり生活情報誌
現在地: Home アクティビティー 行事・祝日 万聖節 All Saint's Day & All Soul's Day

万聖節 All Saint's Day & All Soul's Day

allsaintsday 02

文・写真 : セブ支局  小河原花衣

cropted

   11月1日、2日はフィリピンのお盆「万聖節・万霊節」のため多くの人々がお墓参りをした。11月1日は万聖節(諸聖人の日)で天より戻ってきた死者たちと共に一日を過ごす。各家族や親族はお墓に集まり、持ち込んだご飯を食べたり、故人と話をしたり、思い思いに時間を過ごす。
   持ってきた食べ物は持ち帰り禁止。何故なら霊を一緒に連れて帰るといわれるからだ。日が沈むと灯されたろうそくが輝く。フィリピンのお盆はとても明るく場所によってはディスコやカラオケが開かれたりするため歌って踊ってお祭り騒ぎである。帰り際には火が付けられたマカヒヤと呼ばれる葉っぱの上をまたぎ、お清めをする。いわゆる日本でいう家に入る前に塩を体にかける行為と同じだ。この日は国の祝日になっているため多くのモールや会社は閉店時間を早めたり、一日閉店している。
   翌日11月2日は死者にお祈りを告げる日「万霊節」だ。お墓へ再度出向き祈りを捧げる。この2日間はカトリック系の多いフィリピン人にとってとても重要な記念日である。しかし最近はSNSの普及や欧米の影響で10月31日のハロウィンを楽しむ人も多くなった。ハロウィンはキリスト教が起源ではなく馴染みのない習慣だったのだが、20世紀になって米国から世界へ広がった。近年フィリピンもこの日が近づくと各所でハロウィンにちなんだイベントが行われるようになった。今年のハロウィンの経済効果は大きく、クリスマスに続く大イベントに急成長した。
   しかしこういったイベントを楽しむ一方で様々な問題も発生している。万聖節の時期になると人々が地方へ向かうため道路は渋滞し、混乱する。そしてお墓に大量に残されるゴミ。市や町当局はゴミを持ち帰るなどの注意を呼び掛けているが、あまり改善が見られない。日本でもハロウィンイベントが行わた後はゴミの山ができたりするが、ボランティアの学生たちが片付けたりしている。私が驚いたのは、子供たちがカボチャに模したバケツを差し出しておカネをねだっていたことだ。何ともやるせない気持ちになってしまったが、これもフィリピンの現実である。

ナビ・セブ第13号[Navi Cebu Vol.13]より

allsaintsday 03 allsaintsday 04
allsaintsday 00
allsaintsday 01
bottom-banners-bw 02 bottom-banners-bw 04 greyfooterbutton 03 facebook bottom-banners-bw 08
denwacho 2015 cebumapbanner Cebu City Tour navimanila23 dmsweblogo